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全森連のご案内

世界最大規模の組合員で構成する日本の森林組合 全国森林組合連合会は、その全国組織です。

ご挨拶

 日頃より森林組合活動へのご支援、ご協力を賜り厚く御礼申しあげます。
 
 昨年は、全国各地で豪雨災害や山林火災等に見舞われ、森林組合系統への被害が大きく発生した一年となりました。特に九州北部豪雨では、森林組合系統関係者を含めた多くの尊い命が失われる事態となり、哀心よりご冥福をお祈り申しあげますとともに、被災された皆様には、心よりお見舞い申しあげます。また、東日本大震災及び東電福島原発事故から七年が経過しようとしておりますが、未だ仮設住宅や避難先での生活を余儀なくされている方々がおります。系統といたしましても復興への確かな歩みを進めるために、引き続き支援を続けていく所存です。

 さて、地球環境のバランスが崩れ、大規模な自然災害が幾度も発生する中、防災・減災面、地球温暖化防止等、森林の多面的機能の維持・発揮が一層求められております。一方で、我が国の森林・林業は境界明確化や担い手確保、再造林、苗木の安定供給、シカ等の獣害対策等の課題が山積しており、これらを着実に解決していかなければなりません。私たちの仕事は決して華やかなものではありません。しかし、非常に意味のある重要な仕事だと捉えております。森林づくりの成果は今すぐに私たちが目にすることはできませんが、今ある森林は未来のために先人達が残してくれた財産です。私たちも未来へ健全な森林を託せるよう、森林づくりに邁進していく決意です。

 また、昨年は林政の方向が大きく動いた年でした。平成三十年度税制改正大綱では、「次期通常国会における森林関連法令の見直しを踏まえ、平成三十一年度税制改正において、森林環境税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)を創設する」と明記され、森林組合系統の長年に亘る悲願が結実しました。森林環境譲与税(仮称)については、平成三十一年度より市町村及び都道府県に譲与されることとなっており、我々は、各地域でこの大切な財源を活用して、都市住民を含めた国民全体が恩恵を受けられるよう森林を適切に整備していかなければなりません。

 また、その実効を担保する仕組みとして、森林の管理経営を意欲ある持続的な林業経営者へ集積・集約化する「新たな森林管理システム」の法制化が進められており、本年も林政の動きをより一層、注視して参ります。系統の皆様方には、『JForest森林・林業・山村未来創造運動』を推進し、施業共同化・低コスト林業、国産材の安定供給、組織体制の強化等を着実に進捗いただきたくお願い申しあげます。