当組合がある田村市は、阿武隈山地のほぼ中央部に位置し、平成17年3月1日に旧5町村が合併し誕生した。
当組合は、田村市の旧船引町、旧常葉町並びに隣接する三春町を管轄しており、その総面積は、31,833haで、うち森林面積が52%の16,572haである。また、森林面積のうち82%の13,611haが民有林で、そのうちの40%の5,410haがスギ、ヒノキなどの人工林であり、福島県の人工林率36.4%を上回っている。齢級構成の中心は、8〜10令級と成熟度が増している。気候は比較的温暖で降雨量が多いことからスギの生育に適し、昔から良質なスギ材が産出され、当県では「田村材」として広く知られている。