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森林活用セミナー開催情報や森林の活用事例などをお伝えします。

25 『第3回森林活用セミナー3/1開催【終了】』 2003/3/10
地球温暖化防止のために日本の森林を活用することの意義と実践

私たち日本人は縄文時代から森林と深く結びつき、収穫→更新→育成というサイクルで森林資源を活用し循環型社会を維持してきましたが、市場原理最優先の経済体制のもとでこのサイクルは分断されてしまい、山村では森林の整備さえ困難な状況にあります。一方で、地球環境問題が国際的テーマとして議論され、地球温暖化防止への具体的な取り組みが始まりました。

今回のセミナーでは、地球温暖化対策や循環型社会への転換など大きな産業・社会の変革に取り組んでいくにあたって、いま国内の森林を活用することが日本の森林と山村を再生させ、世界の森林環境問題の解決にも貢献することを、住宅・住文化、環境教育、企業活動の面からその意義を解き明かすとともに実践活動のネットワークを広げていきたいと思います。
 





予定プログラム

12:30  受付開始

13:00  開会

    だれもりネットワークからの呼びかけ



13:10  ◎基調講演

    温暖化防止に向けて森林と林業をどう立てなおすか

    コーディネーター:熊崎 實氏(岐阜県立森林文化アカデミー学長)



14:00  ◎テーマ1身近な木材資源を活用することの意義と住宅文化

    解説:菊間 満氏(山形大学農学部教授)

    報告:『東京の木で家を造る会の活動(仮)』

        稲木清貴氏(東京の木で家を造る会)

      :『国土交通省がすすめる長寿命木造住宅整備』

        水流潤太郎氏(国土交通省住宅局)

      :『住宅の近山度を表すウッドマイルズの提案』

        藤原 敬氏(森林総合研究所理事)



14:50  ◎テーマ2森林環境教育をすすめることの意義

    解説:水野一男氏(木文化研究所代表)

    報告:『木材利用をわかりやすく伝えるプログラム(仮)』

        林和男氏(愛媛大学農学部教授)

      :『間伐素材が結ぶ学校・森・企業の連携プログラム』

        関邦春氏(ジェイファンネット代表)



15:40  ◎テーマ3企業が国内の森林を活用することの意義

    解説:近藤修一氏(エス・ピー・ファーム代表)

    報告:『プロジェクト『企業の森林』〜和歌山県の実践』

        吉村昌也氏(ユニチカユニオン書記長)

      :『生協が取り組む『コープの森』づくり活動』

        吉村邦雄氏(首都圏コープ事業連合)

      :『凸版印刷が考える森林活用の意義と取り組み』

        大川 誠氏(凸版印刷株式会社)



16:30  質疑・コーディネーター総括

17:00  閉会
 








■開 催 日:平成15年3月1日(土曜日) 13:00〜17:00

■開催場所:東京大学農学部「弥生講堂(一条ホール)」

      東京都文京区弥生1-1-1 (地下鉄南北線「東大前駅」から徒歩3分)

■テ ー マ:「地球温暖化防止のために日本の森林を活用することの意義と実践」

■参 加 者:企業の環境対策担当者、環境NPO(市民・企業)、

      森づくりボランティア、地産地消活動グループ、自治体、林業者等

      250名

■参 加 費:無料

■配  布:参加者には『企業が取り組む森林・里山保全活用事例集』と

      間伐材トレーをプレゼントします。
 

 
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