平成十四年度全国森林組合代表者大会(主催:全森連、協賛: 全国市長会・全国町村会・全国山村振興連盟)が11月22日、東京・九段会館ホールで開催された。
今年度のテーマは、(1)森林組合改革プランの策定と改革の実践、(2)地球温暖化防止のための森林整備推進と「緑の雇用」創出、(3)国産材の需要拡大と循環型社会の構築。参加者は、全国の森林組合系統役職員・作業班員約1300名。
大会は、飯塚昌男(全森連代表理事会長)による全森連会長挨拶、大島理森農林水産大臣の祝辞、来賓紹介、議長団選任、木下紀喜(全森連代表理事専務)による情勢報告と続き、その後議事に移り、各テーマについて、松本健氏(和歌山県森林組合連合会代表理事会長)、島田俊光氏(宮崎県南那珂森林組合代表理事組合長)、附田守弘氏(青森県森林組合連合会専務理事)の3氏から報告が行なわれ、森林管理体制の確立と地域材需要創出を目指す『森林組合活動21世紀ビジョン』を現実のものとするための森林組合改革への取り組みが決議された。
続いて、麻生太郎自民党政務調査会長の激励挨拶の朗読、池添恭弘氏(JF全国漁青連副会長)の海からのメッセージ、がんばろう三唱、表彰(功労者:607名、感謝:20名、経済事業優良連合会:6連合会)が順次行なわれ、大会は盛況のうちに閉会した。
参考資料1:改革プラン