NECでは、環境問題に対する意識や知識を、専門的に子どもや一般市民に啓発していく人材(環境教育インストラクター)が重要になってきているという考えの下、『社団法人日本環境教育フォーラム』と協力して、21世紀の主役となる大学生・専門学校生などの学生を対象に「NEC環境教育インストラクター実践講座」を1995年から開催している。「21世紀型『森の人』づくり」をテーマに掲げ、環境教育の基礎を学んでもらおうと、『オーク・ヴィレッジ』(岐阜県清見村)と 『キープ・フォレスターズ・スクール』(山梨県清里)にて合宿参加型の体験講座を開催している。修了生は2002年で350人を数えた。その中には、現在、自然公園のレンジャー、環境NGOの職員、環境研究所員、学校教師等様々な環境教育の現場で活躍している方も現れてきている。今後も環境問題に関する人々の「意識改革」を促す上で、リーダーとしての大切な役目を果たし、環境教育を本格的に担う人材を一人でも多く輩出していくための活動に取り組んでいく。 |