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vol.8 2002.10.01 発行
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森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine vol.8 2002.10.01
森林は誰のもの?メールマガジン
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今日から10月、秋本番ですね。山に栗拾いやキノコ狩りにいくのも
いい季節です。森林に入っておいしい秋を見つけませんか?
それでは、森林は誰のもの?メールマガジンvol.8をお届けします!
:::◆◇ menu
・『森林は誰のもの?用語辞典』
・【新企画】もっと身近に"森林組合" 〜東京都森林組合〜
・【新連載】ジョン ギャスライトさんの森林コラム -連載第1回-
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:::◆◇『森は誰のもの?得する用語辞典』
森林・環境に関する用語を、森は誰のもの?ならではの着眼点で選びだし、
その意味をご紹介します。普段なんとなく聞いたことはあるけれど、
実は意味がよくわからない、という森林・環境に関する用語は、是非この
コーナーを利用して解決しましょう!皆さんからのご質問はメールで受け
付けていますので気軽に送って下さいね。
知りたい森林・環境用語ファイル3
■森林・林業基本法【しんりん・りんぎょうきほんほう】
森林・林業に関する政策の理念と基本的な施策の方向を示めす法律。
昨年37年ぶりに改定された「森林・林業基本法」では、森林に対する国民
の要請が木材生産機能から国土や自然環境の保全、地球温暖化の防止、
レクリエーションや教育の場としての利用等多面的になってきたことを受け、
1.国土の森林を利用目的に合わせて整備をすすめること
(国民が目的に合った利用をすることで、山村の活性化や地球温暖化への
貢献につながる)
2.林業経営を担う人材育成を図ること
3.木材の供給及び利用を確保すること
などが、森林・林業基本計画として策定されました。
また森林を、重点的に発揮する機能応じて区分し、それに応じた森林の管理
をすることの必要性を森林所有者に理解してもらえるように、
●水土保全林(おおむね全森林の5割)
水源かん養、山地災害の防止を重視する森林
●森林と人との共生林(おおむね全森林の2割)
森林生態系や生活環境の保全や、森林空間の適切な利用を重視する森林
●資源の循環利用林(おおむね全森林の3割)
木材等の生産を重視する森林
の3つにわけています。
※[グリーン購入法]
正称は、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法」。
国や地方公共団体などが環境に配慮した製品を率先して購入することや、
国民への情報提供の義務づけを定めるもの。
:::森林・環境に関する皆さんの知りたい用語をメールでお寄せ下さい
web2@daremori.net
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:::◆◇ 【新企画】もっと身近に"森林組合" 〜東京都森林組合〜
森林を守り育てる仕事のエキスパート、それが森林組合。
南北に長い日本列島では、地域によって森林の様子はさまざまです。
森林組合も地域によっていろいろな特色があります。今回は大都市
東京の森林組合に注目します。
『製材加工、建築、観光など多彩な取り組み』
東京都森林組合
東京はイコール大都市というイメージが一般的ですが、西多摩と呼ば
れる西側1/3ほどの地域は豊かな森林があり、林業地としての歴史も古い
山林地帯です。東京都森林組合はその西多摩地区の八王子市、青梅市、
あきる野市、日の出町、奥多摩町、檜原村の6森林組合が、今年4月に
合併して再スタートしました。
東京都森林組合は製材工場を奥多摩町と檜原村に保有しており、
両工場の出荷先は、地場の大工・工務店、生活協同組合の消費者住宅
センターなどの他、関連会社の奥森ハウスにも建築用材を供給しています。
奥森ハウスは旧奥多摩町森林組合が設立した子会社で、間伐材を活用した
ログハウスの建築や、最近では一般住宅の建築にも力を入れており、
ムクの木材を豊富に使い、シックハウスとは無縁の健康住宅であることが
魅力です。
また森林組合としては珍しい宿泊施設の営業も行っています。
あきる野市内にある五日市青少年旅行村とファミリーロッジ五日市があり、
ともにハイキングや釣り、川遊びなどのアウトドア体験を楽しむことが
でき、年間の宿泊利用者は2つの施設の合計で6,500人にのぼります。
東京の森林へでかけてリフレッシュ。
これからは気軽に出かけてみたいですね。
:::東京都森林組合
所在地:東京都西多摩郡日の出町大久保7852
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:::◆◇ ジョン ギャスライトさんの森林コラム -連載第1回-
【夢を運んできたゲタ】
あれは僕が5歳の夏でした。カナダの西海岸、バンクーバーアイランドの
トフィノという海辺の別荘でおじいちゃんと過ごしました。
その時、よくビーチでごみ拾いをしました。でも僕にとっては宝探し!
面白い形をしたビンや木の箱を拾っては、なんだろうとひっくり返したり
立ててみたり、気に入ったものは全部洗って家に持ち帰りました。
そしておもちゃ電話のような形の木片を本立てにしていたのですが、ある日
テレビを見ていたらなんと、侍のシューズ!下駄だ!と分かった日から、
海の向こうの国、日本を想像したり、本で読んだり、僕の心の中ではいつか
日本に行くことが僕の夢になっていたのです。いろんな国からごみが流れ着く
中で、日本のゴミは面白い物がたくさんでした。一升瓶、枡、焼印のついた
ガラスボールなど。そして下駄は何年もかけて海を渡ってきたのに、形さえ
角が丸くなっていたけれどそのままの形で浮かんできて、それを作って
くれた職人さんが日本行きの切符をくれたようなものだと思っています。
今、僕は愛知県の森の中で木製の味噌ダルをリサイクルして造った
ツリーハウスと、その隣に味噌ダルの家を建てて住んでいます。そこで
アメリカで生まれたツリークライミングを日本に運んできましたが、
少しずつみんなに教えてツリークライミングを楽しんでもらうと同時に、
里山の森に人の手を入れ森も元気になり、ツリークライミングをしながら
人も木と友達になってもっと自然と一緒に仲良く暮らし遊べるようにと
「ツリークライミングジャパン」を設立させました。
これから日本の森の魅力や人と森のかかわり方などたくさんお話します!
どうぞ、楽しみにしてくださいね。
ジョン ギャスライト
Ψ Ψ Ψ
今回から連載が始まったジョンギャスライトさんのコラムはいかがでしたか?
ギャスライトさんと日本が出会うきっかけは、海辺に流れついた下駄だったとは、
ちょっと意外でした。次回も楽しいお話が届きますので、ご期待下さい!
:::◆◇ 配信停止の方はこちらでお願いします。
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