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vol.5 2002.08.15 発行
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森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine vol.5 2002.08.15
森林は誰のもの?メールマガジン
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お盆休みは、ふるさとの森林を訪ねてみてはいかがですか?
森林は誰のもの?メールマガジンvol.5をお届けします!
:::ヲ◇ menu
・サイト『森は誰のもの?』のコンテンツご紹介(4)
・森林組合のここが知りたい <2.森林組合の仕事・その1>
・コラム『森林の"今"』-連載第4回-
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:::ヲ◇サイト『森は誰のもの?』のコンテンツご紹介
今回は、森林を所有されている企業や個人の方に是非お勧めしたい
コンテンツ『連携窓口』をご紹介します。
■連携窓口
連携窓口では、所有されている森林の管理や具体的な手入れ・
活用法についてお知りになりたい企業や個人の方へ、地元の
森林組合をご紹介しています。
ご希望の方は、専用のフォームに、お名前、e-mailアドレス、
所有する森林の所在地・面積、お知りになりたい内容を入力して
いただきます。所有されている森林の所在地や面積などについては
わかる範囲で結構です。あとは送信ボタンを押して完了です。
森林管理のプロフェッショナルである地元の森林組合が、所有者の
皆様に代わっていきいきとした森林づくりのお手伝いをいたします。
:::連携窓口はこちら
http://www.daremori.net/contact/www/contact.cgi
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:::ヲ◇ 森林組合のここが知りたい <2.森林組合の仕事・その1>
前回は、森林組合という組織についてご紹介をしました。今回は、
その森林組合の具体的な仕事についてご紹介していきます。
仕事その1:【木を植え、育てています】
植林、下刈り(植え付けた苗木の生長の妨げになる雑草や低木を
刈り取る)、つる切り(植付けた木にからみついた草木や雑草の
つるを切り取る作業)、間伐(林木の密度を調節して生育を助け
るため、また主伐前に収穫を得るため、林木の一部を伐採するこ
と)など、森林づくりのためのさまざまな事業を行っています。
また、マツクイムシなどの病虫害の被害は、地域の森林に重大な
被害を与えてしまいます。これらの防除については、森林組合が
行うべき必須の事業となっています。このほか、森林ボランティ
アへの技術協力なども行っています。
仕事その2:【木材や山菜・キノコなどを生産・販売しています】
木の伐採から加工、販売まで森林組合がお手伝いしています。
また、山菜やシイタケなどの加工などの事業を行っているところ
もあります。また、森林組合で加工場を持っているところでは、
地域の材を利用した住宅の販売まで手がけているところもありま
す。こうした住宅は産直住宅として、顔の見える関係で家をつく
りたいと希望されている施主さんに根強い人気があります。
次回も引き続き、森林組合の仕事に注目します!
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:::ヲ◇ コラム『森林の"今"』 -連載第四回-
大成 浩市
【森林とともに生きる心】
前回のメルマガでは、林業が経営として難しくなっているということ
をお話しました。林業は少なくとも50年くらいの長期にわたって経営
を考えなければいけませんので、もともと小規模な経営には向いていな
い産業です。ですから、零細な個人経営の多いところでは、放置された
森林が目立ってしまうのは、しかたがないことなのかもしれません。
しかし、なかには零細であることを活かした経営をされているかたも
います。京都府京北町のEさんは、その一人だと思います。Eさんは、
御自身と息子夫婦、孫二人と暮らしています。御自身と息子さんは、
所有する40ヘクタール程の山林の管理を専業としていらっしゃいます。
もちろん経営としては楽ではありません。補助金を効果的に利用し、
材木も家計が本当に必要な時に合わせて伐採するようにしているそう
です。年収は二人合わせて500万円程で、一家五人が暮らしていくの
には十分だと聞きました。Eさんの所有する山林には、百年生の森林も
ありますので、これが経営する上で大きな柱となっていることは疑いよ
うがありません。しかし、私が最も重要だと思うのはEさんの経営マイ
ンドだと思います。Eさんはことあるごとにこうおっしゃいます。
「使う分だけ伐(き)るんです」。ここには、先祖から受け継いできた
山林を、次代に継承することが、自分の役目であるという人生観が集約
されています。
経営としては成り立たなくなりつつある森林を眼の前にして、私たち
が問うべきことは、森林をどうするかではなく、私たちはどう生きるのか、
ということではないでしょうか。
Ψ Ψ Ψ
山林経営に、そこに関わる人の人生観が反映される。山と共に暮らす人々
にとって、それはごく自然なことなのかもしれませんね。森林をどうするか
ではなく、私たちがどう生きるかということ、改めて考えたくなりました。
次回は大成氏の連載最終回です。どんなお話がきけるか楽しみですね!
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