|
vol.33 2004.05.15 発行
|
|
|
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine vol.32 2003.05.15
森林は誰のもの?メールマガジン
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
◆◇森林は誰のもの?メールマガジンはおかげさまで3周年目◇◆
いつも当メールマガジンをご購読頂きありがとうございます。
これからも森林活用にまつわるさまざまな情報をお届けします!
:::メールマガジンへのご意見・ご感想、また身近な森林活用の取り
組みをご紹介されたい場合はこちらへ。
web@daremori.net
:::◆◇ menu
【DareMoriMessage】
『和歌山県の「企業の森」への取り組み』
〜「企業の森と緑の雇用」講演会・
木村 良樹和歌山県知事の講演内容より〜
【森林活用事例特集】
事例解説『ステークホルダーへの啓発活動』
【Information 1】
サイト情報「誰だれ森林もり資料館」
過去のセミナー資料が閲覧可能になりました
【Information 2】
サイト情報「森林活用事例」
特集記事に全日本空輸(株)と凸版印刷(株)の事例が加わりました
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【DareMoriMessage】
『和歌山県の「企業の森」への取り組み』
〜「企業の森と緑の雇用」講演会・
木村 良樹和歌山県知事の講演内容より〜
H15年8月1日、東京大手町・経団連会館において「企業の森と緑の雇用」
講演会*が開催されました。環境貢献に関心の高い企業、労働組合、
大学等参画を進める「企業の森」や環境林整備を通じて新たな雇用を
創出し中山間地域の活性化を図る「緑の雇用事業」の推進に向けて開催
されたものです。
このコーナーでは、木村良樹和歌山県知事の講演要旨より「企業の森」
の趣旨の部分を抜粋してご紹介します。「企業の森」によりどのような
メリットが生まれるのか、木村知事のイメージするこれからの日本の
ライフスタイル像がみえてきます。
Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ
今までは日本は非常に頑張ってきて、資本主義社会的な面でみんなに
うまく富を分配して、みんなが年収600万円以上ということでやって
きたのですが、今までのやり方ではだめなのです。『年収300万円時
代を生き抜く経済学』という本がベストセラーになっていますけれども
そういう形の生き方を提起することが必要な時代になってきています。
ただ単にリストラされた人の受け皿を山でつくるということではなくて
もっと大きく、労働組合にいる人、会社に勤めている人、都市で働いて
いる人が移住するというところまでいかなくても、和歌山県の森林と何
か関係をもってもらい、そのことで山に新しい仕事をつくり出すという
形に持っていかないといけないだろうと思います。
その一つが「企業の森」です。昔は、山に生えている木に値打ちが
あって山の値段が高かったわけですけれども、今、山の値段は非常に安
くなっています。手入れをしてくれる人がいたら、ただでも貸すという
状況になりつつあるわけです。何とか民間企業などに「癒しの森」みた
いなものを持ってもらって、そこへ組合の人や社員の人が来て、暇な時
に作業をする。普段は森林組合に委ねて手入れをする。そいういう形の
ものができ上がれば、当然のことながら森林組合にも新しい仕事ができ
てきます。
これからはスローライフとファーストライフの二つを組み合わせた
社会になっていくだろうと思うんです。1億2500万人の日本国民
がいるわけですが、みんながスローライフでは誰も食べていけなく
なります。いくら300万円で暮らせる時代になってもだめなので、
やはりエンジンとなって働き続けるライフスタイルも必要なわけです。
でもそういうライフスタイルと併せてスローライフをうまく結びつける
ような社会にならないと、本当に成熟した市民社会とはいえないだろう
し、せっかく戦後60年近く日本が営々としていろんなことを構築して
きたことの成果が崩れてしまうと思うのです。
そういう中で「企業の森」というようなものが出てくれば、「緑の
雇用」で来た人にも新しい仕事ができて、自立運動の一つの形になるし
また都市の人には、地縁、血縁ではないけれども、本当の意味での故郷
を提供できるし、それがまた地球温暖化防止、二酸化炭素の吸収につな
がれば一石三鳥、一石四鳥になるわけです。
(月刊森林組合2003年12月号より抜粋)
*主催:和歌山県
共催:和歌山県森林組合連合会、財団法人和歌山県緑化推進会
後援:林野庁、環境省、全国森林組合連合会、社団法人国土緑化推進機構、
日本労働組合総連合会、日本経済新聞社、NPOふるさと回帰支援センター
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【森林活用事例特集】
森林活用の事例のタイプ(事例区分)を解説しています。
また各企業の森林活用事例をご覧頂けます。
[事例区分F:ステークホルダーへの啓発活動]
自社が森林・里山保全や森づくりに取り組む目的と、その方向性
を社員やステークホルダーに明確に伝えるための取り組み。
社員やその他のステークホルダーの意識改革、さらには参加できる
ボランティア情報や取り組めるプログラム、その他会社の制度等の
情報提供を行なうもの。社内報(イントラネット、新聞、広報誌等)
などもこれにあたります。
■参考事例
:::富士通株式会社 『環境に関する社内誌を発行』
http://www.daremori.net/katsuyou/14_index2_msg.html
:::凸版印刷株式会社 『イベントによる啓発活動を実施』
http://www.daremori.net/katsuyou/21_index2_msg.html
:::株式会社リコー 『環境月間記念講演会を開催』
http://www.daremori.net/katsuyou/43_index2_msg.html
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【Information 1】
サイト情報「誰だれ森林もり資料館」
過去のセミナー資料が閲覧可能になりました
http://www.daremori.net/shiryo/index.html
これまでに全森連が主催した森林活用セミナーに関する資料
(配布パンフレット等)がPDFファイルにて閲覧・ダウンロード
できるようになりました。森林活用の情報収集等にご活用下さい。
<セミナーリスト>
●第1回森林活用セミナー
平成14年1月24日(木)
東京都千代田区学士会館にて開催
主催:全国森林組合連合会
●第2回森林活用セミナー
平成14年3月27日(水)
全共連ビルCVホールにて開催
主催:全国森林組合連合会
協力:里山から考える21世紀実行委員会
後援:林野庁、(社)国土緑化推進機構、
勤労者ボランティアセンター、
日経BP環境経営フォーラム
●第3回森林活用セミナー
平成15年3月1日(土)
東京大学農学部「弥生講堂(一条ホール)」にて開催
主催:全国森林組合連合会
:::誰だれ森林もり資料館
http://www.daremori.net/shiryo/index.html
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【Information 2】
サイト情報「森林活用事例」
特集記事に全日本空輸(株)と凸版印刷(株)の事例が加わりました
http://www.daremori.net/katsuyou/index.html
森林活用に積極的に取り組んでいる企業やNPOなどの活動事例を
ご紹介するこちらのコンテンツでは、「特集記事」として
取材レポートをご紹介しています。
このたび新たに、全日本空輸(株)・ANAグループの「森づくり」と
凸版印刷(株)の間伐材マーク入り紙製飲料容器「カートカン」に
関する取材レポートを掲載致しました。是非ご覧下さい。
:::森林活用事例 特集記事3
全日本空輸(株)・ANAグループの「森づくり」
http://www.daremori.net/katsuyou/jirei_03.html
:::森林活用事例 特集記事4
凸版印刷(株)の間伐材マーク入り紙製飲料容器「カートカン」
http://www.daremori.net/katsuyou/jirei_04.html
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine
森林は誰のもの?
http://www.daremori.net/
お問い合せ、ご意見、身近な森林活用の取り組みを
ご紹介されたい場合はこちら
web2@daremori.net
配信停止はこちら
http://www.daremori.net/MM/index.html
:::発行元
全国森林組合連合会 組織部 組織グループ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-12
http://www.zenmori.org/
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
|
|
|
|
Powered by
|