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vol.3 2002.07.15 発行
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森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine vol.3 2002.07.15
森林は誰のもの?メールマガジン
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木陰のありがたみを感じるこの季節、いかがお過ごしですか?
森林は誰のもの?メールマガジンvol.3をお届けします!
:::ヲ◇ menu
・サイト『森は誰のもの?』のコンテンツご紹介(2)
・日本の森林mini知識 『林家の所有する森林』
・コラム『森林の"今"』-連載第2回-
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:::ヲ◇サイト『森は誰のもの?』のコンテンツご紹介
今回は、DareMoriNetworkが森林活用に興味のある企業の方へお届け
している冊子『誰だれ森林もり通信』を紹介するコンテンツです。
■誰だれ森林もり通信
誰だれ森林もり通信では、環境対策事業に取り組む企業や、実際に
管理を請け負っている森林組合の取り組み等をご紹介しています。
サイトでは、冊子の内容がほぼ全てご覧いただけます。
□創刊号(2001年11月発行)
・CO2抑制に貢献するこだわりの森づくり
アサヒビール 庄原林業所の紹介
http://www.daremori.net/tsushin/00_01.html
・森林の現場から 七飯町森林組合の紹介
http://www.daremori.net/tsushin/00_02.html 他
□第2号(2002年3月発行)
・環境保全を考える
コクヨ(株)の間伐材を活用した環境保全の取り組みを紹介
http://www.daremori.net/tsushin/01_02.html
・森林の現場から 龍山村森林組合の紹介
http://www.daremori.net/tsushin/01_03.html 他
企業がどのような環境対策を行っているのか、森林組合はどんなこと
をしているのか、普段はなかなか知る機会はありませんが、『誰だれ
森林もり通信』を通じて、皆さんにご紹介していきたいと思います。
:::誰だれ森林もり通信のTOPページはこちら
http://www.daremori.net/tsushin/index.html
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:::ヲ◇ 日本の森林mini知識 『林家の所有する森林』
個人・家族で森林を所有している人々を、林家(りんか)と呼びます。
【民有林の森林所有者(1ha以上)】
日本の国土面積における森林面積の割合:約67%
その面積の所有者の内訳の図
2000年世界農林業センサスによると、民有林のうち、林家と呼ばれる
森林所有者は102万人おり、その所有面積は572万haです。
それから、会社が約2万社ほど所有しており、その所有面積が155万ha
あります。なお、この統計は1ha以上の森林所有者のみを対象としてい
るので、森林所有者の総数が117万人となっていますが、前回の統計か
ら推測すると、このほかに0.1ha〜1haという零細な森林所有者が
約150万人くらい存在しており、日本の森林は非常に小規模零細な所有
構造になっています。
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:::ヲ◇ コラム『森林の"今"』 -連載第二回-
大成 浩市
【日本の多様な林業とそれを担う森林組合】
先月、北海道の下川町森林組合を訪ねました。下川町は旭川から北に
向かい電車で1時間半、バスで30分ほどのところにある内陸の町です。
北海道らしい広々とした風景に本州とはちがった林業の姿が想像できま
した。職員の方にお話を伺ってみると、こちらでは基本的に冬期間に
現場が休業することはなく、たとえ雪中零下30度でも枝打ちをすると
のことで驚きました。
前回お話ししましたとおり、私は日本の森林・林業政策に関心があり、
また過疎地域、特に山村に関心を持っていますので、機会を見つけては
日本各地を訪れるようにしています。これまでにも北海道から九州まで、
林業に関心のない人ならばまず訪れることはないだろうというところに
も行ってきました。例えば、ワールドカップのカメルーン代表が遅刻し
て来たことで一躍有名になった大分県中津江村へも、地元でがんばる
林業会社を訪ねたことがあります。
言うまでもないことですが日本は南北に長く、地方によって気候も大
きく異なりますから、自然を利用することによって成り立つ林業の姿も
異なります。下川町ではカラマツやトドマツなどが植栽されていますが、
中津江村ではほとんどがスギです。
また、下川町で雪中、枝打ちができるのは、おそらく地形がゆるやか
であるからでしょう。本州以南の多くの林業地のように急峻であれば、
雪のなか進むことは困難であるばかりでなく危険なことです。
このような自然条件以外にも、その地域の林業の有り様に変化を与え
る要素はたくさんあります。例えば、日本の森林の所有形態は国有林と
私有林に大きく分けられますが、下川町では森林面積のうち、国有林が
9割弱で私有林が1割強であるのに、中津江村ではその割合はほぼ逆転
するのです。
日本の林業と一括りに言っても、このように様々な要素によって有り
様は変わります。そして、主に私有林の管理を担う森林組合の運動方向
も多様なものとなっています。
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地域の自然環境によって、森林組合の仕事の方法にそれぞれの特徴が
あるようですね。次回は日本の森林の所有形態とその問題点について
お話を伺います。お楽しみに!
:::ヲ◇ 配信停止の方はこちらでお願いします。
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:::発行元
全国森林組合連合会 組織部 組織グループ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-12
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