|
vol.23 2003.07.15 発行
|
|
|
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine vol.23 2003.07.15
森林は誰のもの?メールマガジン
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
◆◇「森林は誰のもの?メールマガジン」HTML版・購読者募集中◇◆
画像入りのメールマガジンは見やすさも楽しさも2倍!是非お試し下さい。
:::HTML版メールマガジン購読申し込みフォーム
http://www.daremori.net/MM/index.html
:::◆◇ menu
【いきいき森林(もり)コラム】
北海道漁協女性部連絡協議会会長・北崎さんの巻
【森林活用事例特集】
『企業よりも行政や地方自治体が一歩リードする間伐材製品の普及』
【森林プログッズ】
夏は蜂に御用心!これで安心・蜂対策グッズ
【information】
1.『守りながら、癒される。和歌山の森にお越しください!』
〜 "企業の森”と緑の雇用」講演会開催のご案内 〜
2.『平成15年度 森林環境教育全国シンポジウム開催のお知らせ』
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【いきいき森林(もり)コラム】
北崎初恵さんは、1988年から「お魚増やす植樹活動」に取り組んでいらっしゃる
森林と川と海をつなぐ環境活動のパイオニア的存在です。今回は、北崎さんの
パワフルな活動内容を語っていただきました。
『北海道漁協女性部連絡協議会会長・北崎さんの巻』
私たちの植樹運動は、1988年に道漁婦連創立30周年記念事業として始まり
ましたが、最初は「浜の母ちゃんが、なして(なぜ)山に行って木を植えなきゃな
んないんだろうネ」と言う人がたくさんおりました。
漁業者の間には「魚つき林」という言葉があることは知られており、食物連鎖の
底辺となる植物プランクトンの栄養源は、森の色々な働きをとおして河川によって
海に運ばれてくると言う自然の摂理を知った上で、「やっぱり木を植えて、森を作
って、きれいな水を海に流すと豊かな資源が回復するんだ」と信じて始めました。
そして、「百年かけて百年前の自然の浜を」取り戻そうという意欲が湧いてきて、
それがそのまま北海道の植樹運動の合言葉となったのです。
やがて、「お魚殖やす植樹運動」は、漁協女性部の活動から、次第に漁協ぐるみ
へと発展し、更にまちぐるみの展開になり、「豊かな緑と海を育てる森づくり事業」
「昆布の森づくり植樹祭」等のネーミングで、「魚のための植樹運動」が盛んと
なってまいりました。
1998年北海道知事より「漁民の森」の寄贈を受け、以来JF道女性連で
植樹を行っておりますが、毎年、道森林組合連合会の方々による事前の地拵えの
協力が欠かせません。また植樹後も下草刈りなど、単に植えるだけではなく、
木の成長は森林組合を始め多くの方々に支えられているのです。
これからは、まず漁業者の理解と関心を一層高めること、そのうえで、森と海の
良い関係(メカニズム)を科学的に解明されるように働きかけ、植樹をした森が
「魚つき保安林」に指定され「お魚のための森林」を更に広げていくこと、そして、
農・林・水・生協などの協同組合仲間が、環境の分野で手を携えて困難を解決する
ための努力をしていきたいと考えております。
北海道漁協女性部連絡協議会
会長 北崎初恵
:::JF全国女性連HP内 北海道漁協女性部連絡協議会 紹介ページ
http://www3.jf-net.ne.jp/zengyofuren/member/m_hokkaido.html
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【森林活用事例特集】
企業やNPOの方々の積極的な森林活用事例をご紹介します。
『企業よりも行政や地方自治体が一歩リードする間伐材製品の普及』
2001年に施行されたグリーン購入法に基づき、企業内でもグリーン調達が
急速に進展しつつありますが、間伐材を利用したオフィス家具や、事務製品の
普及はあまり進んでいないのが現状です。逆に、行政や地方自治体における
間伐材製品の普及は進んでいます。これは、行政や自治体は地元企業や産業の
活性化を目的に、森林施業で伐採される間伐材を積極的に製品化するための
プロジェクト(共同開発)を進めているということと、間伐材製品自体の
情報不足によるものと考えられます。その中で現在、大手オフィス事務用品
メーカーをはじめとする様々な企業や全国の森林組合がオフィス環境の改善と
環境保全を目的に、間伐材製品の普及、さらには多様なニーズに応えるサービス
やシステムの構築を始めています。
◆富士通株式会社
http://eco.fujitsu.com
社内食堂に間伐材のテーブルを利用
◆本田技研工業株式会社
http://www.honda.co.jp/hellowoods
保有林の材を環境教育に利用
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【森林プログッズ】
夏はハチに御用心!これで安心・蜂対策グッズ
夏はハチの活発な季節。ハチ被害を甘く見ると思わぬ結果を招きかねません。
日本国内でも毎年のように数十名の死亡例も報告されています。
特に、一度刺された経験のある人はショック症状を引き起こし、呼吸困難に陥る
こともあると言われています。そこで今回は「ハチ対策グッズ」をご紹介します。
『エクストラクターポイズンリムーバー』
万一、ハチに刺された場合、大小の吸引カップを患部に合わせて毒を吸引します。
ポンプのシリンダー内に特殊な弁があり、吸引時の空気の流速が非常に早いので
刺した後に毒を残す毒虫類に特に効果的です。(フランス製)
『防蜂ネット』
ヘルメットまたは防止の上からも簡単に装着することができます。
視界を遮ることなく、しっかりとハチの侵入を防ぎます。(フリーサイズ)
『ビーアウトカバーオール』
生地の表面は細かく編まれた素材で作られ、極めて防護力が高い素材として
アメリカでは証明されています。
超軽量)破れにくい丈夫な白ナイロンにより、総重量約800gと超軽量。
頭部)通気性に優れ、日焼け防止機能も備えたヘルメットを採用。ベールはガラス素材。
手袋)防蜂素材で作られている手袋と、破れにくいナイロンの袖でひじまで保護。
『携帯用ハチノックS』100mlエアゾール
ハチに向けて噴射しながら逃げてください。約10数秒間連続噴射が可能です。
噴射は強力で霧状に広がりますから、かなりの広範囲をカバーできます。
※製品についてのご質問、ご注文やお見積はinfo@daremori.netまで
ご連絡下さい。
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【information】
1.守りながら、癒される。和歌山の森にお越しください!
〜 「“企業の森”と緑の雇用」講演会開催のご案内 〜
:::http://www.nikkeiad.co.jp/wakayama/
和歌山県では、環境の保全で新たな雇用やビジネス機会を創出し、中山間地域を
活性化する「緑の雇用」を推進しています。この施策の一環として、森林整備を
行いながら和歌山の自然環境を保全する「企業の森」事業を展開し、共に取り組んで
いただける企業や労働組合を探しています。
世界遺産の地である和歌山の森林資源を賃貸借もしくは所有し、環境林の創造や
森林・環境の保全を行っていただくもので、この度、内容を詳しくご紹介する
講演会を開催させていただく運びとなりました。
趣旨をご理解の上、ぜひご参加下さいますようご案内申し上げます。
「“企業の森”と緑の雇用」講演会
【開催時期】平成15年8月1日(金)午後2時〜午後4時
【場 所】経団連会館14F 経団連ホール
(東京都千代田区大手町1-9-4:?03-5204-1500(代))
【参 加 費】無料
【主 催】和歌山県
【共 催】和歌山県森林組合連合会、(財)和歌山県緑化推進会
【後 援】環境省、林野庁、全国森林組合連合会、(社)国土緑化推進機構、
日本労働組合総連合会、日本経済新聞社、(以上予定)
詳細について・お申し込みはこちらへ(講演会ホームページ)
http://www.nikkeiad.co.jp/wakayama/
和歌山県新ふるさと推進課ホームページ
http://www.wakayama.go.jp/prefg/071200/kigyounomori.htm
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
:::◆◇ 【information】
2.平成15年度 森林環境教育全国シンポジウム
ふりかえり、まなび、つくる。里山の暮らしと私たちの未来
−地域活動をつなぐ森林環境教育フォーラムの設立に向けて−
:::http://www.zenmori.org/hureai/event/h15%20shinnpojiumu-kokuchi.html
「森林環境教育」を実践する各方面の関係者が集い、その成果と今後の課題に
ついて里山をキーワードとした討議と情報交流を行うことを目的に開催します。
さらに、地域に根ざした活動が協働により組織化し定着していくためのネット
ワーク「森林環境教育フォーラム」の設立に向けた検討を行います。
【開催日時】 平成15年9月27日(土)10:00 開会 〜 28日(日)15:00 閉会
【開催場所】 山口県セミナーパーク
〔住所〕〒754-0893 山口市大字秋穂二島1062 〔電話〕083-987-1410
【参加者数】 150名(行政機関、森林組合、森林環境教育の実践者・賛同者等)
【主 催】 全国森林組合連合会
【事務局問合先】 全国森林組合連合会 組織部 組織グループ
〔住所〕〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-12
〔電話〕03-3294-9717 〔FAX〕03-3293-4726
:::http://www.zenmori.org/hureai/index.html
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
森林を所有する、育てる、活用する
市民と企業と林業者のネットワーク
Dare Mori Network mail magazine
森林は誰のもの?
http://www.daremori.net/
お問い合せ、ご意見、身近な森林活用の取り組みを
ご紹介されたい場合はこちら
web2@daremori.net
配信停止はこちら
http://www.daremori.net/MM/index.html
:::発行元
全国森林組合連合会 組織部 組織グループ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-12
http://www.zenmori.org/
Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ
|
|
|
|
Powered by
|