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vol.22 2003.06.15 発行
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  森林を所有する、育てる、活用する
  市民と企業と林業者のネットワーク


  Dare Mori Network mail magazine vol.22 2003.06.15
  森林は誰のもの?メールマガジン


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今月から「森林は誰のもの?メールマガジン」のHTML版がスタート
することになりました!コラムや森林活用事例紹介などを画像入りで
見ることができます。興味のある方はサイトから購読の申し込みを受付
ていますので、是非お試し下さい!
:::HTML版メールマガジン購読申し込みフォーム
http://www.daremori.net/MM/index.html


:::◆◇ menu
・【いきいき森林(もり)コラム】
  遊学の道Project代表・石山恵子さんの巻
・【森林活用事例特集】
  <森林保全・環境教育>福井県・フォレストサポーターの会
・【森林プログッズ】
  梅雨も快適!おすすめレインウェアのご紹介
・【information】
  第1回 インタープリターのための企画セミナー
  「良いインタープリテーションは良い企画から」


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:::◆◇ 【いきいき森林(もり)コラム】
石山恵子さんは、普段は都内の企業で働くOLです。そんな石山さんの
趣味は、なんと「森づくり」。「森づくり」活動を行うボランティア団体
「遊学の道 Project」代表である石山さんに、その楽しさについて語って
もらいました。

『遊学の道Project代表・石山恵子さんの巻』

 遊学の道Projectは、東京都檜原村の林業家、田中惣次さん所有の
「遊学の森」で活動を行っている、森づくり団体です。
当初、田中さんから、道づくりのお話をいただき、活動が始まったゆえに、
遊学の「道」Project。現在は、ひととおりの道づくりが完了したため、
活動定義を、「遊学の森づくり」と改めて、道づくり以外の作業も行って
いますが、メンバーの気持ちの中では、道づくりがメイン作業です。

 道づくりの醍醐味は、芸術性を求められるところにあると思います。
おおよその目印から、歩きやすいルートを決め、そこに土留めの丸太を
敷き、木と木の根っこの間に嵌め、土留めを敷いた地面の高さを調節し、
土留めと地面の隙間に石を詰める−。全てが、密接に繋がっている、
ジグソーパズルです。全てのピースが上手く組み上げなくては美しい道は
完成しません。凝りはじめるとキリがなくなるのも、知らず知らずの
うちに、自分なりの芸術作品を作っている気分になるからではないでしょうか。
「遊学の森」は、フィールドを歩いてもらうことで、森林や林業に
対する理解を深めてもらうことを目的とした、「林業のテーマパーク」で
あるため、安全に歩いてもらえる道をいう意識も、勿論あってのことですが。

 定例活動と同時に行っているのが、夏と冬、年2回行っている「水土里
(みどり)の森(やま)づくり」という、初心者を対象としたイベント
です。イベントの企画・運営は、大変であると共に、何かを創り上げる
楽しみがあります。それが、イベントを続けている理由ひとつです。
が、もうひとつ理由として、自分たちが通常活動の中で、森林や林業への
理解を深めるのと同時に、イベントを通じてそれを今まで知らなかった人
にも広げていく、というものもあります。これは、遊学の森で活動をして
いる自分たちにとって、とても大切にしていきたいし、していかねばなら
ないことだと思っています。

 私たちは、市民側からの立場でイベント企画を行っていますが、山主側
や、森林組合の方など、実際に現場で働かれている方には、また違った思い
や視点があると思いますし、「働いている」実感を伴った重みは、現場の方
にしか伝えられないことのように感じています。プローチができ、双方で、
切磋琢磨し合い、また、協働し合うことができたら、今後、何か面白いこと
ができるのではないでしょうか。

 活動に参加している人、活動に参加できなくなった人、一度だけ活動に
参加した人、イベントに参加してくれた人、まわりで応援してくれる人、
作った道を歩いた人など、遊学道Projectとの関わりは、人それぞれにさま
ざまです。ただ、その全てが、遊学の森という場所で、繋がっていることを
思えば、例え些細な活動であっても、それを続けていくこで、大きな広がり
を持つような気がします。これからもそんな風に、気持ちは大きく持ち
つつ、しかし、檜原村に根を張った、地道な活動を続けていきたいと思って
います。


:::遊学の森Project
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1635/


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:::◆◇ 【森林活用事例特集】
企業やNPOの方々の積極的な森林活用事例をご紹介します。

<森林保全・環境教育>
福井県・フォレストサポーターの会
 福井県フォレストサポーターの会は、福井県が行った森林・林業に関する
長期研修を受け、認定を受けた人が集まって県民に自然のすばらしさや森林
の大切さを伝えるために結成された会で、現在約60名の会員が活動して
います。 具体的には次のような事業を行っています。
1.森林・林業・木材産業に関する講習会、研修会等の開催
2.森林ボランティア活動
3.森林の整備、植林活動
4.森林・林業・木材産業に関する情報の収集
5.その他会の目的を達成するために必要な事業

 年間を通じては「雪山冒険隊」、「春の森の自然探索」、「新世紀 東山
の森作り」、「福井県緑化大会参加」、「森作り体験会」、「森林と100
ファミリーの集い」といった活動が行われています。
今年2月に開催された「雪山冒険隊」では、福井県今立郡にあるエコビレッ
ジ八ツ杉千年の森に、県内の小学生を集め、かまくら作りや雪山登山をしま
した。会ではこのような活動を年間を通じて行っています。

:::FORESTサポーターの会
http://www2.interbroad.or.jp/yuifukui/forest/


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:::◆◇ 【森林プログッズ】
森林の中でのボランティア活動や、趣味の山歩きにも便利なグッズを
ご紹介。林業のプロが使っている、機能性に優れたグッズを是非お試し
下さい!

梅雨も快適!おすすめレインウェア
『スミクラ ゴアテックス(R)レインスーツ』
■素材
3層構造ゴアテックス ファブリック
表面層:ナイロンリップストップタフタ
    軽くてつよい基布。撥水処理により水をはじきます。
中間層:ゴアテックスフィルム
    防水透湿機能層。
裏面層:ナイロントリコット
    ゴアテックスフィルムを保護し、肌ざわりをよくします。
素材の詳細について
http://www.daremori.net/MM/images/0615_p4.gif

■縫い目防水加工
縫い目裏側には、ゴアシーム(R)テープを熱と圧力で溶解接着。
縫い目からの水もれ、テープのはがれなどのないパーフェクトな防水構造を
実現します。

■サイズ ゆったり大きめにJISサイズを適用しています。(cm)
Sサイズ:胸囲)78〜86 身長)150〜160 胴囲)66〜74
Mサイズ:胸囲)84〜92 身長)160〜170 胴囲)72〜80
Lサイズ:胸囲)90〜98 身長)170〜180 胴囲)78〜88
LLサイズ:胸囲)96〜104 身長)175〜185 胴囲)86〜96
ELサイズ:胸囲)102〜110 身長)175〜185 胴囲)94〜104

:::製品のデザインや詳しい説明はこちらをご覧下さい。
http://www.daremori.net/MM/images/0615rainwear.jpg

※製品についてのご質問、ご注文やお見積はinfo@daremori.netまで
ご連絡下さい。


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:::◆◇ 【information】
  第1回 インタープリターのための企画セミナー
  「良いインタープリテーションは良い企画から」
  [2003年7月1日(火)〜3日(木)]
http://www.keep.or.jp/FORESTERS/ip_kikaku001.htm

◆開催のご案内◆
 このセミナーでは、企画づくりの基礎的ノウハウを学び、企画に必要な
具体的なスキルである「アイディア力」や「文章力」をつけるためのワー
クを多く入れ、あなたの企画力に磨きをかけます。

 キープ協会では1998年から「環境教育企画セミナー」を毎年開
催してきました。過去5回のセミナーの講師はワークショップ・ミュー
代表の藁谷 豊さんでしたが、この春に急逝され、そのあとを継いで
「門前の小僧」であるキープの川嶋直が講師を担当いたします。
装いも少し新しく、より現場寄りにして「良きインタープリテーションの
ための企画作りの手法」について学ぶセミナーを開催します。

◆以下のことを学びます!◆
(1)良いインタープリテーションのための企画作りの手法を体験を通して
学びます。
(2)企画作りに必要なスキル(アイディア力、文章力)を体験を通して
学びます。

◆こんな方におすすめです!◆
・企画の基本を学びたいと思う方
・インタープリターの力に加え、企画の力をつけたいと思っている方
・インタープリター=指導者の活躍の場つくりを考えている方
・学校教育や社会教育の中で、環境教育プログラムを導入したい方

◆講師◆ 川嶋 直  財団法人キープ協会常務理事 環境教育事業部長
 1953年東京都調布市生まれ。山梨県の西北、八ヶ岳の麓「清里高原」にて、
1984年から自然体験型の環境教育プログラムを実施している。
文部科学省、環境省、林野庁など企画者を養成するセミナーを通算30数回
実施の経験をもつ。
(社)日本環境教育フォーラム理事、自然体験活動推進協議会理事。
著書に「就職先は森の中〜インタープリターという仕事」小学館、共著に
「環境教育の試み〜エコロジーキャンプ」(財)キープ協会、
「日本型環境教育の提案」「野外教育入門」小学館、などがある。

◆ファシリテーター◆ 赤堀愛美  財団法人キープ協会 環境
教育事業部 レンジャー 静岡県出身。大学時代の環境教育ボランティア
経験後、キープ協会に入職。企画室勤務後、環境教育事業部に配属。
現在は環境教育プログラムの企画・運営に携わっております。
「今の社会状況を読み取り、社会にヒットしたプログラムを提供したい!」
と日々、自分の情報網と感性を働かせて想像をめぐらせているところです。
この「頭の体操」を皆さんと一緒に体験し、ヒット企画のために学んでいき
たいと思っています。

◆開催概要
・日 程:2003年7月1日(火)〜3日(木) [2泊3日] 14:00開始、
最終日14:00解散
・主 催:財団法人キープ協会
・開催地:山梨県清里高原キープ協会 キープ・フォレスターズスクール
・対 象:16歳以上一般 (企画初心者大歓迎です!)
・定 員:30名
・参加費:38,000円(2泊6食、プログラム費、資料代など)

◆お申込み方法
ハガキ、FAX、E-mail、ホームページのいずれかで 以下の項目をご記入
の後、ご送付下さい
1.「第1回インタープリターのための企画セミナー」参加希望 
2.お名前(ふりがな)
3.郵便番号・住所
4.電話番号
5.職業(学校名)
6.年齢
7.性別
8.参加の動機
9.何のメディアを通じてこのセミナーを知ったのか
10.E-mailアドレス

◆お申込み・お問合せ先
財団法人キープ協会 環境教育事業部 担当:赤堀
407−0311 山梨県北巨摩郡高根町清里3545
TEL:0551-48-3795 FAX:0551-48-2990 
E-mail forester@keep.or.jp




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  森林を所有する、育てる、活用する
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  お問い合せ、ご意見、身近な森林活用の取り組みを
  ご紹介されたい場合はこちら
  web2@daremori.net
  
  配信停止はこちら
  http://www.daremori.net/MM/index.html
  
:::発行元
  全国森林組合連合会 組織部 組織グループ
  〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-12
  http://www.zenmori.org/
  
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