3.森林総合利用施設のホームページを企画してみよう ■ 企画は十分に練って具体的に ■ それでは、実際に森林総合利用施設をPRするホ−ムペ−ジの開設を企画してみましょう。前ページまでの説明を頭において、@ホ−ムペ−ジ開設の目的、Aペ−ジ構成・機能、B運営体制と予算、の三点についてC十分に擦りあわせ、練り上げることが大切です。 @ホ−ムペ−ジ開設の目的 インタ−ネット上にホ−ムペ−ジを開設するのは、雑誌や広報誌の発行、あるいはパンフレットを作成するのと似ています。つまり、まず、「何を知らせたいのか」「誰に知らせたいのか」「知ってもらった人に何をしてほしいのか」という目的をはっきりと決める必要があります。 森林総合利用施設にあてはめれば、つぎのような目的設定ができます。
もちろん、これらを複合的に組み合わせて目的を設定することになるでしょう。 Aペ−ジ構成と機能・更新サイクル Q15の解説にそって、目的の実現に即したペ−ジ構成と機能・更新サイクルを決めます。ここで特に注意しておきたいことは、電子メ−ルを毎日見て回答を毎日出さなければならないとか、毎週必ず更新しなければいけない情報を掲載するとか、”ペ−ジ機能・更新サイクルが運営体制に見合っている”という点です。決して無理をせず、運営体制に見合った機能、更新サイクルを設定しましょう。 B運営体制と予算 ホ−ムペ−ジの管理運営のために、専任の職員を設置したり、何百万円もの予算を確保することは現実問題として無理でしょう。だいたいは次の2つのケ−スではないでしょうか。
それぞれのケ−スで、実際に可能な人員と予算を、初回の立上げ時と、開設後の運営時に1ヵ月に○○日、○○円と設定します。 C擦りあわせて練り上げる 前記@ABの大枠が決まったら、これらの擦りあわせを行い、具体的に、どういった体制で、いくらの予算で、どういう内容のホ−ムペ−ジを立ち上げ、どういう運営をしていくかを決定します。 この段階では、実際にホ−ムペ−ジを開設、運営している経験者の意見を十分に聞くことが大切です。
例示があまり良くなかったかもしれませんが、いずれにしても、特にペ−ジ機能と運営体制については、実行可能な範囲で、できるだけ具体的に決めておきましょう。 |